まず上限予算を決めてしまう
まず最初に、予算の上限を決めてしまうとよいでしょう。もちろん、実際に上限予算をすべてつかう必要はありません。基本的にお金をかけるほど満足いく住宅が建てられますが、少々不満があっても価格が安い方がよいという方もいるでしょう。ですから、細かい選択は後回しで、まずは上限だけ決めてしまえばよいのです。そして、絶対に超えてはいけない予算を決めることで、まず選択肢を狭めることができるのです。
予算内における選択肢をすべて把握して比較する
さて、予算の上限が決まれば次は、間取りはどうできるか、工法は何があるか、デザインや材料はどのようなものがあるかなど、選択肢をすべて提示してもらい、把握します。
そしてそれが済んだら次は、それぞれの選択肢の比較です。間取りを広くすれば、そのぶん予算がかかります。そうすると、高価な材料を使えなくなります。ある材料は耐久性があるけど、デザイン性に劣ります。一方、別の材料ならばデザイン性に優れていますが、高価で耐久性も劣ります。このように、どんな選択にもメリットとデメリットがありますので、それぞれを比較していくのです。
優先順位をつけてその順に決断
最後は優先順位をつけて、決断です。この段階では、自分たちにとって一番譲れないことは何なのか、二番目に譲れないことは何なのか、三番目は何なのか、それを明確にしていくとよいでしょう。そうすれば、あらゆる選択のメリット・デメリットに惑わされにくくなるでしょう。有限の予算で、すべて満足の住宅を建てることなどできません。しかし、自分たちにとって優先順位の高いことを順に選んでいけば、決して後悔しない注文住宅になるのではないでしょうか。
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